私と花と雫と日々のこと。

Untitled

私が写真家として花と雫をテーマに真言宗の尼僧として学んだ精神世界を表現できればと、
花と雫をメインテーマにした創作活動を始めてから10年を迎えた頃に、2015年から
続けてきたブログが昨年、何故かFBでブログのシェアができなくなってしまいました。

それ以降、作品を撮ってはいましたが、ブログの更新は止まったままになってしまい、
過去の作品に向かい合う時間の方が増えていきました。

過去の作品に向かい合う中で、作品一つ一つに込めた当時の思い、
花と雫に託した思いや言葉、そして今振り返ってあらためて思うこと。

ある日、雨上がりの庭で今は亡き大切な人たちのことを思いながら
しゃがみこんでしまった私。ふと目に留まったのは花びらの上に乗った小さな雫。

その時、花はいずれ散ってしまう。すぐにこぼれ落ちてなくなってしまう雫。
儚さの中に命の輝きを感じ、その輝きをとどめておきたいという思いが溢れました。

そうして私の「雫の世界」は生まれました。

花や雫が自分や人の思いや言葉を代弁してくれている。
花や雫に向ける眼差しは「相手」を思う心。

そして、その眼差しは、花や雫にの向こう側にある、自分自身の心。
言葉にできない想いを写真に託したいという思い。

「雫の世界」が生まれて10年。
そして過去の作品一つ一つに込めた当時の思いと今の思いと向かい合った1年。
そしてやっと心新たにブログを再開しようという気持ちになれました。

過去にご紹介した作品もありますが、当時の思いとはまた違う思いを感じ、
RAW現像をし直したものや、添える言葉も変わったりしている作品もあります。

新しい作品や、日々撮りためたものも順次、アップしていきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

最後となりますが「写真家になりなさい。」と背中を押してくれた人たち。
写真家としての活動を応援してくれた人たち。
私の苦手なことや感覚的な部分を理解し、汲み取ってくださり、
私が自由に写真を楽しめるように導いてくださいました。

写真は楽しいと教えてくださり、真の写真、写心を教えてくださった。
そして、写真家として歩める道しるべを作ってくださいました。

そして、私の写真を見てくださった方達から「癒された」
「闘病中の励みになった」とお礼のメッセージをいただいたり、
私の写真が誰かのお役に立っているんだって、自分の存在意義を感じることができました。

心から感謝いたします。

これからも「雫にはひとつひとつに魂が宿り、その雫の一粒一粒に未来が映り込み導いてくれる」
その言葉をいつも胸に「雫」を撮り続けていきたいと思います。

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